アクセル<6730>は10日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比18.5%増の106.66億円、営業利益が同56.4%増の8.39億円、経常利益が同42.0%増の10.01億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同29.1%増の8.65億円となった。
LSI開発販売関連の売上高は前期比18.2%増の101.44億円、セグメント利益は同21.3%増の20.07億円となった。主力製品であるパチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIが前期に対し約4万個増加となる約44万個の販売になった。メモリモジュール製品は新規販売ベースで前期を上回る販売数となったほか、高単価製品の販売比率が上昇したことにより、売上高は大幅に増加した。また、当期末の同セグメントの受注残高は129.57億円となっている。世界的な半導体の供給不足の影響から多くのメーカーにおいて部材を積極的に確保する動きを見せており、本受注残には来期以降の販売予定分が含まれている。
新規事業関連の売上高は前期比25.3%増の5.22億円、セグメント損失は5.45億円(前期は4.95億円の損失)となった。組み込み機器向けグラフィックスLSIに加え、ミドルウェア、機械学習/AI、ブロックチェーン、セキュリティ領域に向けたスタートアップ事業であり、機械学習/AI領域における開発支援ビジネスが大きく伸長した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.9%増の113.00億円、営業利益が同45.2%減の4.60億円、経常利益が同42.1%減の5.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同42.2%減の5.00億円を見込んでいる。
また、同日、2022年3月期の業績に加え、今後の経営環境及び事業展開を総合的に勘案した結果、2022年3月期の期末配当については、前回予想から5円増配となる1株当たり40円とすることを発表した。これにより、連結配当性向は50.0%となる。
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LSI開発販売関連の売上高は前期比18.2%増の101.44億円、セグメント利益は同21.3%増の20.07億円となった。主力製品であるパチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIが前期に対し約4万個増加となる約44万個の販売になった。メモリモジュール製品は新規販売ベースで前期を上回る販売数となったほか、高単価製品の販売比率が上昇したことにより、売上高は大幅に増加した。また、当期末の同セグメントの受注残高は129.57億円となっている。世界的な半導体の供給不足の影響から多くのメーカーにおいて部材を積極的に確保する動きを見せており、本受注残には来期以降の販売予定分が含まれている。
新規事業関連の売上高は前期比25.3%増の5.22億円、セグメント損失は5.45億円(前期は4.95億円の損失)となった。組み込み機器向けグラフィックスLSIに加え、ミドルウェア、機械学習/AI、ブロックチェーン、セキュリティ領域に向けたスタートアップ事業であり、機械学習/AI領域における開発支援ビジネスが大きく伸長した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.9%増の113.00億円、営業利益が同45.2%減の4.60億円、経常利益が同42.1%減の5.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同42.2%減の5.00億円を見込んでいる。
また、同日、2022年3月期の業績に加え、今後の経営環境及び事業展開を総合的に勘案した結果、2022年3月期の期末配当については、前回予想から5円増配となる1株当たり40円とすることを発表した。これにより、連結配当性向は50.0%となる。
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