ETF売買動向＝11日前引け、コスピベアが新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比39.0％減の1618億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同38.2％減の1339億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ韓国ＫＯＳＰＩ・ベア <2034> が新高値。ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　国内債券・ＮＯＭＵＲＡ <2510> 、グローバルＸ　メタルビジネス－日本株式 <2646> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が4.60％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　南アフリカ株式指数 <1323> は4.67％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ブロード上場投資信託 <1684> は4.45％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は3.74％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　金先物　ダブル・ブル　ＥＴＮ <2036> は3.46％安、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> は3.29％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が82円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金733億700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均820億6100万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が157億2100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が115億5900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が83億7700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が78億4500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が67億2800万円の売買代金となった。

株探ニュース