すららネット<3998>は6日、2022年12月期第1四半期(22年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が5.59億円、営業利益が2.31億円、経常利益が2.39億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が1.66億円となった。2022年12月期第1四半期末をみなし取得日として、ファンタムスティックを連結子会社化したことに伴い、2022年12月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前年同四半期増減率は記載していない。
同社グループにおいては、従来からの少子化の流れの中で、企業間競争が激しさを増しており、経営環境は依然厳しい状況で推移しているが、同社が属するeラーニング事業は、2020年度から始まった政府のGIGAスクール構想と、新型コロナウイルス感染症拡大などの影響により、オンライン学習の普及が拡大し、高い水準で関心・注目が続いている。
同社では第1四半期において、AI×アダプティブラーニング教材「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」の高校生版に、「古文・漢文」「理科」「社会(ドリルのみ)」を新たにリリースした。学校マーケットにおいては、経済産業省「未来の教室」実証事業が幾つか採択され、新たな学習支援を試みた。海外マーケットにおいてはアジア開発銀行が外部機関と実施するパイロット事業に参画することが決定し、インドネシアの公立中学校へ海外向け「Surala Ninja!」を提供し、現地のサポートを実施することが決まった。一方で、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う通塾の自粛により、塾マーケットでは生徒数が減少したことと、毎年3月の年度末に合わせた生徒IDの終了手続き等が発生したことにより、当第1四半期における導入校数は2,658校(前期末比52校増加)、利用ID数は429,401ID(同4,038ID減少)となった。
2022年12月期通期については、売上高が24.26億円、営業利益が4.76億円、経常利益が4.77億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.05億円とする、3月31日に発表した連結業績予想を据え置いている。
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同社グループにおいては、従来からの少子化の流れの中で、企業間競争が激しさを増しており、経営環境は依然厳しい状況で推移しているが、同社が属するeラーニング事業は、2020年度から始まった政府のGIGAスクール構想と、新型コロナウイルス感染症拡大などの影響により、オンライン学習の普及が拡大し、高い水準で関心・注目が続いている。
同社では第1四半期において、AI×アダプティブラーニング教材「すらら」「すららドリル」「ピタドリ」の高校生版に、「古文・漢文」「理科」「社会(ドリルのみ)」を新たにリリースした。学校マーケットにおいては、経済産業省「未来の教室」実証事業が幾つか採択され、新たな学習支援を試みた。海外マーケットにおいてはアジア開発銀行が外部機関と実施するパイロット事業に参画することが決定し、インドネシアの公立中学校へ海外向け「Surala Ninja!」を提供し、現地のサポートを実施することが決まった。一方で、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う通塾の自粛により、塾マーケットでは生徒数が減少したことと、毎年3月の年度末に合わせた生徒IDの終了手続き等が発生したことにより、当第1四半期における導入校数は2,658校(前期末比52校増加)、利用ID数は429,401ID(同4,038ID減少)となった。
2022年12月期通期については、売上高が24.26億円、営業利益が4.76億円、経常利益が4.77億円、親会社株主に帰属する当期純利益が3.05億円とする、3月31日に発表した連結業績予想を据え置いている。
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