サカタタネ、今期経常を一転2％増益に上方修正・最高益更新へ

　サカタのタネ <1377> [東証Ｐ] が4月8日大引け後(15:00)に決算を発表。22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比19.0％増の94.4億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の93億円→103億円(前期は100億円)に10.8％上方修正し、一転して2.2％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の31.3億円→41.3億円(前年同期は43億円)に31.9％増額し、減益率が27.1％減→3.9％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比51.8％増の32.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の13.6％→18.5％に大幅上昇した。

株探ニュース