サンコーテクノは20年5月以来の4ケタ大台乗せ、アルコール検知器に特需期待
サンコーテクノ<3435.T>が急反騰、一時56円高の1000円と値を飛ばし昨年来高値を更新するとともに、2020年5月以来となる4ケタ大台回復を果たした。同社はコンクリートなどに機器を設置するための特殊ねじ(ファスニング)製造で業界トップに位置する。また、機能材ではアルコール検知器に力を入れている。あす4月1日付で改正される道路交通法では、乗車定員が11人を超える自動車を1台以上、もしくは乗車定員数に関係なく5台以上の自動車を使用する事業所の運転者を対象に、酒気帯びの有無を確認するアルコールチェックが義務化される。これに伴い同社が手掛けるアルコール検知器に特需が見込まれるとの思惑を手掛かり材料に投資資金の攻勢が活発化している。また、PER7倍台でPBR0.5倍台と割安感が強く、株価指標面からも上値余地が意識されている。
出所:MINKABU PRESS
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