京阪ＨＤ、今期経常を5％上方修正

　京阪ホールディングス <9045> が3月30日後場(14:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の140億円→147億円(前期は2.3億円)に5.0％上方修正し、増益率が59倍→62倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の102億円→109億円(前年同期は62.1億円)に6.8％増額し、増益率が65.3％増→76.6％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022 年３月期通期業績予想は、 2022 年１月以降の新型コロナウイルス感染症（オミクロン株）の感染急拡大を受け、運輸業や流通業、レジャー・サービス業における利用者数の減少など収益性の低下による影響等を見込んでおりましたが、不動産販売業の堅調な推移や各事業におけるコスト削減の取り組みの進捗、足元では収益性が改善傾向にあることなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みであります。※ 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。　　実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。