前澤給装工業<6485>は10日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.2%増の218.85億円、営業利益が同12.5%減の17.80億円、経常利益が同9.9%減の18.96億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同14.7%減の12.54億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期の期首から適用しており、2021年3月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値となっている。
給水装置事業の売上高は前年同期比7.6%増の127.89億円、セグメント利益は同10.0%減の34.09億円となった。コロナ禍前の水準には達していないものの、底堅い配水管布設替工事の需要や住宅需要の持ち直しなどを受けて増収となった。利益面では、主要原材料である銅の価格が、前年同期を大幅に上回る水準で推移したことなどから、調達コストの上昇により、減益となった。
住宅設備事業の売上高は前年同期比20.3%増の100.44億円、セグメント利益は同5.1%減の15.22億円となった。新設住宅着工戸数の回復の影響を受けて、給水・給湯配管システム関連部材等の販売が増加した。
商品販売事業の売上高は前年同期比5.4%増の18.95億円、セグメント利益は0.97億円となった。樹脂商品の販売が増加した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.3%増の276.00億円、営業利益が同19.6%減の20.90億円、経常利益が同19.5%減の21.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.8%減の14.60億円とする期初計画を据え置いている。
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給水装置事業の売上高は前年同期比7.6%増の127.89億円、セグメント利益は同10.0%減の34.09億円となった。コロナ禍前の水準には達していないものの、底堅い配水管布設替工事の需要や住宅需要の持ち直しなどを受けて増収となった。利益面では、主要原材料である銅の価格が、前年同期を大幅に上回る水準で推移したことなどから、調達コストの上昇により、減益となった。
住宅設備事業の売上高は前年同期比20.3%増の100.44億円、セグメント利益は同5.1%減の15.22億円となった。新設住宅着工戸数の回復の影響を受けて、給水・給湯配管システム関連部材等の販売が増加した。
商品販売事業の売上高は前年同期比5.4%増の18.95億円、セグメント利益は0.97億円となった。樹脂商品の販売が増加した。
2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.3%増の276.00億円、営業利益が同19.6%減の20.90億円、経常利益が同19.5%減の21.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同21.8%減の14.60億円とする期初計画を据え置いている。
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