株価指数先物【引け後コメント】 NT倍率は先物中心限月で14.19倍と昨年10月半ば以来の水準まで低下

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最新投稿日時:2022/01/11 17:48 - 「株価指数先物【引け後コメント】 NT倍率は先物中心限月で14.19倍と昨年10月半ば以来の水準まで低下」(株探)

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株価指数先物【引け後コメント】 NT倍率は先物中心限月で14.19倍と昨年10月半ば以来の水準まで低下

配信元:株探
投稿:2022/01/11 17:48

大阪3月限
日経225先物 28150 -300 (-1.05%)
TOPIX先物 1983.5 -8.0 (-0.40%)

 日経225先物(3月限)は前日比300円安の2万8150円で取引を終了。売り先行ながら、寄り付きは2万8300円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8185円)を上回って始まった。その後、下落幅を縮め、2万8460円と先週末比でプラスに転じる場面も見られた。ただし、節目の2万8500円は超えられず、戻り待ちの売り圧力が強まるなかで軟化し、前引けにかけて一時2万8060円まで下落幅を広げた。ショートの動きが一巡すると、ランチタイム以降は落ち着いた値動きを見せており、2万8150円から2万8250円辺りでの保ち合いで推移した。

 東京エレクトロン<8035>が終日弱い値動きだったほか、ファーストリテイリング<9983>ソフトバンクグループ<9984>など指数インパクトの大きい値がさ株が総じて軟調だった。一方で、トヨタ <7203>三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> などが強い値動きだったことからTOPIX優位の相場展開となり、NT倍率は先物中心限月で14.19倍と昨年10月半ば以来の水準まで低下してきた。10月安値の14.11倍辺りまでの下落は想定しておいた方がよさそうだ。

 もっとも、グローベックスの米株先物は小幅ながらプラス圏で推移しており、落ち着きを見せてくるかが注目されよう。米国では重要な経済指標の発表が相次ぐことから模様眺めムードにつながりやすいものの、金融引き締めについては相当織り込まれてきたと考えられる。底堅さが見られてくるようだと、自律反発の動きに向かわせそうである。

 手口面では、日経225先物はBNPパリバが710枚、BofAが620枚、ソジェンが470枚、東海東京が300枚程度の売り越しに対して、ドイツが550枚、JPモルガンが520枚、SBIが490枚、ABNアムロが450枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが2010枚、ゴールドマンが1200枚、モルガンSが1050枚程度の売り越しに対して、ソジェンが1610枚、クレディスイスが1080枚、BNPパリバが1010枚程度の買い越しだった。

株探ニュース
配信元: 株探

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