一パン、今期経常を赤字拡大に下方修正

　第一屋製パン <2215> が11月15日大引け後(16:00)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常損益は4.4億円の赤字(前年同期は2.8億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の3.8億円の赤字→5.7億円の赤字(前期は3.5億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.9億円の赤字→3.8億円の赤字(前年同期は2.9億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常損益は2.5億円の赤字(前年同期は2.2億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-4.3％→-4.7％に悪化した。

株探ニュース