伊勢湾、今期経常を23％上方修正

　伊勢湾海運 <9359> [名証２] が11月11日後場(14:20)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.0倍の13.3億円に急拡大し、従来予想の11.2億円を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の23.5億円→29億円(前期は13億円)に23.4％上方修正し、増益率が80.6％増→2.2倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比61.5％増の15.6億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比29.7％増の6.2億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の1.7％→4.8％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間につきましては、当社グループの取扱貨物量が想定よりも好調な荷動きとなり、また、加えて海上運賃が高騰している欧米向きの取扱貨物量が増えたこと等により、売上高は前回の予想数値を上回りました。利益につきましても、増収効果等により前回の予想数値を上回りました。　また、通期業績予想数値につきましては、第２四半期累計期間の実績を踏まえ、上記のとおり修正いたします。※上記の予想は、本資料の発表現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な不確定要因によって予想数値と異なる場合があります。