ＡＢホテル、上期経常は黒字浮上も対通期進捗は過去平均を下回る

　ＡＢホテル <6565> [ＪＱ] が10月29日大引け後(15:40)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は1.7億円の黒字(前年同期は1.4億円の赤字)に浮上したが、通期計画の8億円に対する進捗率は21.9％にとどまり、5年平均の51.9％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比3.6倍の6.2億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比5.4倍の1.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.0％→10.9％に急改善した。

株探ニュース