リョービ、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も15円減額

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最新投稿日時:2021/10/19 16:00 - 「リョービ、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も15円減額」(株探)

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リョービ、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も15円減額

配信元:株探
投稿:2021/10/19 16:00
 リョービ <5851> が10月19日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。21年12月期の連結経常損益を従来予想の30億円の黒字→7億円の赤字(前期は0.3億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の28.9億円の黒字→8億円の赤字(前年同期は27.4億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

 業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の35円→20円(前期は無配)に大幅減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  前回予想を公表した 7 月 16 日時点では、当社ダイカスト事業の得意先である自動車メーカーからの受注が回復しつつあることを考慮し、予想を作成しておりました。しかしながら、国内外各地域での半導体不足に加え、2021 年後半からの新型コロナウィルス感染症再拡大に伴う、東南アジア地域を中心とした自動車部品の製造が滞った影響を受け、各自動車メーカーは生産調整を続けております。さらに、中国における電力不足の影響も加わり、当社の生産は前回発表時の想定を大きく下回っております。このような環境のもと、現在、当社では 2021 年第 3 四半期累計期間の業績を集計しておりますが、2021 年 12 月期通期の連結業績予想につきましては、売上高は前回発表時の予想と比較して下回る見通しです。また、損益につきましても、売上高減少に加え、原料価格の高騰が依然続いていることで、原料価格上昇の販売価格への転嫁が後追いとなることもあり、下回る見込みです。  なお、住建機器事業及び印刷機器事業の業績につきましては、当初の想定通りに進捗しております。  上記予想は現時点で入手可能な情報に基づき算定したものであり、今後、事業環境の変化等により大きく変動する可能性があります

  当社は安定的な配当を実施していくことを基本方針としておりますが、2021 年 12 月期通期連結業績予想を上記の通りとすることから、市場環境や当社の経営状況、今後の財務リスク等を総合的に勘案した結果、2021 年 12 月期の期末配当につきましては、前回予想から 15 円減配し、1 株当たり 10 円 00 銭にすることといたしました。この結果、1 株当たりの年間配当金は 20 円 00 銭となる予定です。
配信元: 株探

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