日経平均株価が600円上昇、30000円の大台を回復しました。
「よし!これで日本株も再度上昇だーーー!」と思いたくはなるのですがちょっと待って下さい。株価が上昇したからといって、次週から積極的に買い向かうと、痛い目にあうかもしれません。
経営危機が報じられた中国の不動産開発大手である恒大集団が、直近の利払いを行なうとの報道を受け米国株が急反発、24日の日本株も一気に上昇する展開となりました。しかし、次週は株価が乱高下する可能性が高いのです。
今回の急落の原因である恒大集団の経営危機は、依然続いています。中国政府が何らかの対応策を発表するなどがなければ、当面の間この問題はずっとくすぶる可能性が高そうでしょう。
加えて次週は自民党総裁選の投開票日があります。今のところ誰が勝つのかが不透明であり、場合によっては予想外の新首相が誕生する可能性もあるでしょう。
次週においてはこの、
●恒大集団の経営危機問題
●自民党総裁選
の2つの大きな材料を控えていることを考えると、次週は積極的に買い向かう投資家は少ないのではないでしょうか。
24日に日本株は反発したものの、次週は株式市場が波乱の展開になる可能性がありそうです。しっかりとリスク管理を徹底しトレードするように心掛けましょう。
著者のおすすめ
最新人気記事
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 04:30
-
今日 04:12
-
今日 03:45
-
今日 03:44