ツバキナカ、今期税引き前を17％上方修正、配当も11円増額

　ツバキ・ナカシマ <6464> が8月10日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結税引き前利益は前年同期比3.3倍の32.5億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の52億円→61億円(前期は25.7億円)に17.3％上方修正し、増益率が2.0倍→2.4倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比79.6％増の28.4億円に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の46円→57円(前期は24円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比27倍の14.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.4％→10.3％に急改善した。

株探ニュース