日本株急落の可能性が高まりつつあります。
28日の日経平均株価は1.4%下落、マザーズ指数は3.48%下落となり、直近の安値を下回る可能性が出てきています。株価が下落してる背景としては、
・もともと材料が出にくい時期で売買代金が乏しい時期であること
・コロナの感染者数が再拡大しており経済正常化期待が遠のいたこと
に加えて、
・中国によるネット企業に対する規制強化により中国株、香港株が下落していること
が挙げられます。売買代金が乏しい今の時期にマイナスのニュースが出たことで投資家心理がかなり悪化しているように思えます。
一方で、決算発表が本格化し好決算を発表する企業も出てきてはいるのですが、市場全体の投資家心理がかなり悪化しており、買い意欲は乏しいままの可能性もありそうです。このように今の日本株市場を考えると急落の可能性が高まってきていると考えています。
特にコロナの感染者数増加を嫌気して海外投資家の日本株売りが続けば、日経平均株価27000円台を割り込むことも十分にありえそうです。今は次の急落に備えて「待ちのスタンス」でのぞむのが得策かもしれません。「休むも相場」という格言があるように「待ちのスタンス」もある種のトレードの戦略です。今は次のチャンスに備えしっかりと力を蓄えておきましょう。