日本株、米国株ともに下落トレンドに転換した可能性が・・・
米国株はデルタ株の流行によりコロナの感染拡大懸念が強まっており直近の高値から3.3%下落、ナスダック指数も直近の高値から3.7%下落しており、現時点ではまだダウ指数はまだギリギリ上昇トレンドに踏みとどまっていますが、もう一段下落すると上昇トレンドから下落トレンドに転換したと考えられるラインに到達します。ここからしばらくは要注意の局面になりそうです。
一方、日本株も米国株の下落に加え、コロナの感染者数増やオリンピックのバタバタが嫌気され外国人投資家の売りが続いています。日経平均株価も下値を切り下げる展開となっており下落トレンドに入った可能性が強そうです。またマザーズも同様に直近の安値を下回り弱い展開が続いています。
このように今の相場は、特段大きな材料が乏しいなか、コロナの感染者数増加を受け、再度投資家がリスクを取らない相場展開になってきています。このような相場ではちょっとした悪材料で株価が急落することも多く、過度にリスクをとってしまうと大やけどする可能性もあるでしょう。
ただ・・・違う角度から見ればこのような相場は株価が大きく上下し利益をあげやすくなる相場かもしれません。システムトレードにおいては急落した局面で逆張り戦略が機能しそうですし、デイトレにおいても前場と後場の値動きを比較すると収益チャンスはありそうです。
このように今の相場は比較的システムトレードにマッチした相場ですね。システムトレーダーのみなさんはしっかりと今のうちに逆張り戦略に磨きをかけておきましょう。深めの逆張り戦略なんかが次の急落でフィットすると思います。ぜひ今のうちに研究しておきましょうね。