相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

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最新投稿日時:2021/06/18 18:15 - 「相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!」(みんかぶ株式コラム)

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2021/06/18 18:15

<3834> 朝日ネット

 四季報より 業種:情報・通信業。

【特色】独立系のネット接続サービス(ISP)大手。『ASAHIネット』運営。大学向け教育支援事業も

【順 調】IPv6のOEM提供や、ISP光の成長が牽引。ただ、回線仕入れ費用想定超で営業益減額。22年3月期もIPv6のOEM提供が提携先拡大が寄与して続伸。ISP光やマナバも好調で営業増益。

【高校向け】大学向け軸の遠隔授業支援マナバで公立高校向け大口契約獲得し客層拡大に弾み。IPv6のOEM提供先は20年12月末で前年比5社増の11社に順調拡大。

2021年5月10日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+5.9%の17.90億円、経常利益+0.2%の17.90億円と4期連続の増収・増益の見通し。

2016年7月8日の411円を安値とするゆるやかな上昇トレンド(A)の中での大きな動きとなっています。2018年12月26日の461円の安値から2019年7月1日の748円まで上昇し、もみあったあと2020年2月6日の748円でダブル天井となり、ここでコロナ相場の急落局面に巻き込まれ2020年3月13日に549円まで下落しました。ただし、この会社はインターネット接続を中心とするビジネスですので、コロナによる巣篭もり需要から追い風となり急騰し、約3ヶ月後の6月24日に1433円まで上昇しました。その後、目先の材料出尽くで、これから1年ほど下落が継続し全値押しの水準に入ってきています。この水準から下はリバウンド狙うで報われそうです。
 

 

<5976> 高周波熱錬

 四季報より 業種:金属製品。

【特色】電気による鋼材焼き入れ(誘導加熱加工)大手。加工受託、棒鋼・ばね鋼線、加熱設備販売が主力

【回 復】自動車部品向け熱処理加工など大幅減ながら期末にかけ回復想定超。営業減益幅やや縮小。減損など特損計上か。減配。22年3月期は土木や建築向け堅調。自動車部品、工作機械、建機向けが上向く。中国など海外生産も回復し、営業益急回復。

【中 国】上海中煉社の第2工場は2月から稼働、高強度ばね鋼線の生産増強。製造設備の稼働状況などオンライン管理推進。

2021年5月13日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+171.7%の25.00億円、経常利益+89.8%の28.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

現在のチャートは、2018年1月4日の1290円を高値とする下降トレンド(A)の中にあります。この高値から7月6日の917円まで下げて、10月2日の1197円まで反発し、ここを高値に12月25日の739円、2019年8月26日の754円と2点底をつけて、10月30日に991円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれてみみあい、2020年2月6日の933円を高値に急落局面でつれ安し、3月13日に502円の安値をつけました。ここから5月12日の602円まで反発し、ゆるやかな下降トレンド(B)へ移行しました。この下降トレンド(B)の中で、12月1日に432円で底打ちとなり、この下降トレンドを上放れして、今年の3月19日に681円まで上昇し、いったん調整入りとなって5月26日に536円まで下げています。
 

 

<7245> 大同メタル工業

 四季報より 業種:輸送用機器。

【特色】軸受けメタル専業で最大手。自動車エンジン用では世界シェア3割。産業機械や造船用も強い

【反 発】自動車や建機用軸受けの回復が想定超。アルミダイカスト立ち上げ負担重いが営業赤字回避。22年3月期は自動車や建機用軸受けが復調。アルミダイカストは数量増で採算改善進む。利益反発。増配も。

【整 備】犬山事業所に9億円投じ福利厚生棟建設。非常用発電備えBCP対策万全。風力発電用軸受けは欧州に加え国内開拓も狙う。21年度設備投資はEV関連に力点。

2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+166.2%の35.00億円、経常利益+266.1%の32.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

2014年10月1日の1496円の高値に対する2番天井を2018年5月15日の1458円とし、7月4日に1036円まで押し目を入れて、8月9日に1296円まで反発し、ここから下降トレンド(A)となりました。この下降トレンド(A)の中で、1296円から急落となり、2019年8月15日に562円まで下げて、12月19日の811円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ急落局面でつれ安して、2020年3月13日の454円で底打ちとなりました。ここから6月10日の604円まで反発したあと、460~600円のボックス相場(B)となっていましたが、この中で11月30日の457円を安値に上昇となり、いったんボックス圏をぬけて2021年3月22日に642円まで上昇しました。その後、押し目を形成しています。
 

 

<7191> イントラスト

 四季報より 業種:その他金融業。

【特色】家賃債務保証を軸に介護・医療費用保証も手がける。不動産、金融の業務受託が第2の柱。無借金

【小幅増益】柱の保証業務は家賃保証が着実増。医療費保証好伸。金融機関向け業務受託も底堅い。連続増益。22年3月期は医療費保証続伸。家賃保証も改正民法の後押しなお続き、新規顧客獲得一段進む。販促費などの先行費用増こなし、小幅営業増益。

【新中計】医療費保証を核に利益成長期す新中計4月始動。コロナ禍で延期していた基幹システム刷新を21年度上期中に実施。

2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+10.5%の12.70億円、経常利益+10.8%の12.75億円と7期連続の増収・増益の見通し。

長期的には、2018年12月25日の296円を安値とする上昇トレンド(A)の中にあります。この中で296円を安値とする短期上昇トレンド(B)の中で、2019年8月22日に803円まで上昇し、押し目を入れました。そこから2020年1月23日に899円まで上昇したところで、コロナの急落相場に巻き込まれて急落とって3月23日に414円でコロナ相場での底打ちとなり、短期上昇トレンド(C)へ転換しました。この上昇トレンド(C)の中で10月20日に1052円の高値をつけ、11月2に822円まで反落してもみあい、12月14日の923円を高値に短期の下降トレンド(D)へ転換しました。この中で2021年の5月18日に616円まで下げて反発し、押し目形成となっています。
 

 

<5986> モリテック スチール

 四季報より 業種:金属製品。

【特色】特殊帯鋼の商事と焼き入れ・板金加工が2本柱。自動車向け多い。タイやインドネシア等に拠点

【黒字化】板金加工など自動車関連は主要顧客である国内自動車メーカーの生産回復を背景に復調。新型車向け部品寄与。メキシコ、タイなど海外も自動車生産増を受けて持ち直す。コロナ禍による経費削減効果が続き、償却負担も軽減。営業黒字復帰。

【連 携】新技術開発へ向け、商事、製造、自社ブランドなど主要部門の連携強化。充電スタンド軸に環境ユニット拡販継続。

2021年5月14日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+196.1%の4.20億円、経常利益+182.1%の3.30億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。

2018年1月18日の1380円を高値とする下降トレンド(A)の中で、4月17日の659円まで大幅下落となったあと、もみあって8月29日の676円の高値から角度のゆるやかな下降トレンドへ移行しました。この中で12月25日に336円まで下げて横もみとなり、2019年6月4日の321円、8月29日の308円と3点底をつけて、10月31日に513円まで反発したところで、コロナ相場に巻き込まれ、2020年2月の急落局面につれ安して、3月13日に196円で底打ちとなりました。その後の反発局面で6月23日に335円まで上昇して、下値を切り上げる三角保ち合い(B)となりました。この中で煮詰まってきたところで11月19日の287円を安値に急騰し、12月7日に718円まで上昇しました。ここから調整入りとなり、今年の3月5日の387円、4月21日の407円を2点底にして、6月3日に595円まで上昇し、再び押し目となっています。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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