エンビプロ、今期経常を78％上方修正・3期ぶり最高益、配当も10円増額

　エンビプロ・ホールディングス <5698> が5月14日大引け後(16:00)に決算を発表。21年6月期第3四半期累計(20年7月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比43.0％増の14.6億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の12.5億円→22.2億円(前期は9.3億円)に78.3％上方修正し、増益率が33.8％増→2.4倍に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の5.3億円→15.1億円(前年同期は1.8億円)に2.8倍増額し、増益率が2.9倍→8.2倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→25円(前期は10円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の7.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.7％→7.0％に大幅改善した。

株探ニュース