明星電がカイ気配で水準切り上げる、IHIが株式交換で完全子会社化へ◇
明星電気<6709.T>が寄り付き大口の買い注文に値がつかず、カイ気配のまま水準を切り上げている。13日取引終了後、同社の過半の株式を保有する筆頭株主のIHI<7013.T>が、同社を完全子会社化することを発表、これが投資資金の攻勢を誘っている。明星電は気象・防災観測機器のほか人工衛星用観測機器も手掛け、小惑星探査機「はやぶさ2」のロケットカメラなどでもIHIと緊密な連携体制をとってきた。今回の子会社化でIHIは宇宙開発事業への注力度合いが更に高まる。IHIは株式交換方式で同社株を完全子会社化し、8月1日付で同社株1株に対し、IHI株0.42株を割り当てる。なお、明星電は7月29日付で上場廃止となる見通し。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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