冨士ダイス、前期営業を一転黒字に上方修正

　冨士ダイス <6167> が4月30日朝(08:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結営業損益を従来予想の1億8000万円の赤字→9600万円の黒字(前の期は8億7500万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益も従来予想の4900万円→3億2500万円(前年同期は3億8000万円)に6.6倍増額し、減益率が87.1％減→14.5％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021 年３月期の連結業績予想につきましては、依然として世界的に新型コロナウイルス感染症は収束しておりませんが、顧客の生産活動が想定以上に持ち直したことに加え、原価低減活動や経費節減等の結果、売上高及び各段階利益において前回発表時点の見込みを上回って推移したことから、業績予想を修正することといたします。※本資料に記載されている業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の数値は、今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。