<動意株・6日>(大引け)=JMACS、キユーピー、神戸鋼など
JMACS<5817.T>=ストップ高。同社は5日、自社が提供している介護現場サポートシステム「JSEEQ-Care(ジェイシークケア)」が、かんでんジョイライフ(大阪市北区)が展開する有料老人ホーム5カ所に採用されたと発表。関西電力<9503.T>子会社に採用されたことで、更なる需要拡大が期待されているようだ。JSEEQ-Careは無線センサーシステムのため、導入が容易であること、入居者のプライバシーを確保しつつ、見守り品質の向上が認められたことなどが評価され、採用が決定。かんでんジョイライフは関西地区で有料老人ホームを8施設運営しており、今後も順次展開していく予定だとしている。
キユーピー<2809.T>=大幅続伸。25日移動平均線をターニングポイントに切り返しが急だ。同社が5日取引終了後に発表した21年11月期第1四半期(20年12月~21年2月)の決算は減収ながら、最終利益が前年同期比77%増の45億1800万円と急拡大したことで、これを好感する形で投資資金が流入した。連結子会社のキューソー流通システムの一部株式売却に伴い持ち分法適用会社に移行した関係で売上高は前年同期実績から3割弱減ったものの、巣ごもり需要を背景にマヨネーズやドレッシングの販売が増加し、コスト削減への取り組みによる利益率の改善も反映された。更に、最終利益段階では資産売却による特別利益計上も寄与した。
神戸製鋼所<5406.T>=上値指向。鉄鋼セクターは新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした世界景気の停滞により業績面で逆風環境に置かれていたが、足もと収益環境の改善がみられるようになった。同社は5日取引終了後、21年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の100億円から230億円(前の期比2.3倍)に大幅増額、これがサプライズとなり買いを呼び込んでいる。経費削減などの合理化努力に加え、前期の自動車減産の影響がその後の回復によって想定以下にとどまったこと、為替のドル高・円安メリットなどが発現したことが収益押し上げ要因となっている。更に、これまで無配としていた年間配当についても5円の復配を決め、これも買い人気を助長する格好となった。
PALTEK<7587.T>=水準訂正に動き出す。PBRは依然として0.6倍台と割安で上値指向が強い。目先、半導体関連は出遅れていた中小型株に物色の流れがシフトしている。そのなか、同社は独立系半導体商社で特定用途向け半導体に強みを持っておりマーケットの視線が向いている。特に電子デバイスで、搭載した集積回路の設定を後から自由に変えることができるFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)を取り扱っており、これが高速通信規格5Gを基盤としたIoT時代の有力商品として注目度が高い。業績も21年12月期経常利益が前期比7.4倍の3億2000万円予想と急拡大が見込まれている。
ザインエレクトロニクス<6769.T>=急伸。半導体関連株は世界的な需給逼迫を背景に時価総額上位の主力株に買いが集まっていたが、ここにきて上昇一服場面となり、相対的に出遅れている中小型株が草刈り場となっている。同社は時価総額100億円前後と小型だが、ファブレス半導体の草分けで特定用途向け製品を手掛け、自社ブランドのLSI開発を強みとし、産業機械分野で高いニーズを獲得している。特に人工知能(AI)・IoT や電気自動車(EV)・自動運転分野といった次世代成長産業への展開力の高さが注目されている。業績も20年12月期は営業赤字を余儀なくされたが、21年12月期は小幅ながら黒字転換が見込まれ、大底脱出の公算が大きくなっている。
イソライト工業<5358.T>=上げ足加速。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫っている。世界的な半導体需給の逼迫やそれに対応したサプライチェーンの強化及び大手半導体メーカーの設備投資増強の動きなどが、半導体関連株の物色人気につながっている。目先は先駆した主力銘柄には利益確定の売り圧力が顕在化している一方、半導体周辺の中小型で相対的に出遅れる銘柄群に買いが回っている。そのなか、同社はセラミックファイバー大手で、半導体用工業炉向けに高水準の需要獲得が見込まれることで、投資資金の流入が活発化している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
キユーピー<2809.T>=大幅続伸。25日移動平均線をターニングポイントに切り返しが急だ。同社が5日取引終了後に発表した21年11月期第1四半期(20年12月~21年2月)の決算は減収ながら、最終利益が前年同期比77%増の45億1800万円と急拡大したことで、これを好感する形で投資資金が流入した。連結子会社のキューソー流通システムの一部株式売却に伴い持ち分法適用会社に移行した関係で売上高は前年同期実績から3割弱減ったものの、巣ごもり需要を背景にマヨネーズやドレッシングの販売が増加し、コスト削減への取り組みによる利益率の改善も反映された。更に、最終利益段階では資産売却による特別利益計上も寄与した。
神戸製鋼所<5406.T>=上値指向。鉄鋼セクターは新型コロナウイルスの感染拡大を背景とした世界景気の停滞により業績面で逆風環境に置かれていたが、足もと収益環境の改善がみられるようになった。同社は5日取引終了後、21年3月期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の100億円から230億円(前の期比2.3倍)に大幅増額、これがサプライズとなり買いを呼び込んでいる。経費削減などの合理化努力に加え、前期の自動車減産の影響がその後の回復によって想定以下にとどまったこと、為替のドル高・円安メリットなどが発現したことが収益押し上げ要因となっている。更に、これまで無配としていた年間配当についても5円の復配を決め、これも買い人気を助長する格好となった。
PALTEK<7587.T>=水準訂正に動き出す。PBRは依然として0.6倍台と割安で上値指向が強い。目先、半導体関連は出遅れていた中小型株に物色の流れがシフトしている。そのなか、同社は独立系半導体商社で特定用途向け半導体に強みを持っておりマーケットの視線が向いている。特に電子デバイスで、搭載した集積回路の設定を後から自由に変えることができるFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)を取り扱っており、これが高速通信規格5Gを基盤としたIoT時代の有力商品として注目度が高い。業績も21年12月期経常利益が前期比7.4倍の3億2000万円予想と急拡大が見込まれている。
ザインエレクトロニクス<6769.T>=急伸。半導体関連株は世界的な需給逼迫を背景に時価総額上位の主力株に買いが集まっていたが、ここにきて上昇一服場面となり、相対的に出遅れている中小型株が草刈り場となっている。同社は時価総額100億円前後と小型だが、ファブレス半導体の草分けで特定用途向け製品を手掛け、自社ブランドのLSI開発を強みとし、産業機械分野で高いニーズを獲得している。特に人工知能(AI)・IoT や電気自動車(EV)・自動運転分野といった次世代成長産業への展開力の高さが注目されている。業績も20年12月期は営業赤字を余儀なくされたが、21年12月期は小幅ながら黒字転換が見込まれ、大底脱出の公算が大きくなっている。
イソライト工業<5358.T>=上げ足加速。5日・25日移動平均線のゴールデンクロスが目前に迫っている。世界的な半導体需給の逼迫やそれに対応したサプライチェーンの強化及び大手半導体メーカーの設備投資増強の動きなどが、半導体関連株の物色人気につながっている。目先は先駆した主力銘柄には利益確定の売り圧力が顕在化している一方、半導体周辺の中小型で相対的に出遅れる銘柄群に買いが回っている。そのなか、同社はセラミックファイバー大手で、半導体用工業炉向けに高水準の需要獲得が見込まれることで、投資資金の流入が活発化している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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2809
|
3,579.0
(15:30)
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+13.0
(+0.36%)
|
5358
|
1,196.0
(03/28)
|
-1.0
(-0.08%)
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5406
|
1,653.5
(15:30)
|
+11.5
(+0.70%)
|
5817
|
508.0
(15:24)
|
-9.0
(-1.74%)
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6769
|
1,047.0
(15:30)
|
-153.0
(-12.75%)
|
7587
|
678.0
(08/30)
|
-1.0
(-0.14%)
|
9503
|
2,390.0
(15:30)
|
-53.0
(-2.16%)
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