センチュ２１、今期経常を15％上方修正、配当も5円増額

　センチュリー２１・ジャパン <8898> [ＪＱ] が3月30日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の8.8億円→10.1億円(前期は11.7億円)に15.2％上方修正し、減益率が24.7％減→13.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の3.7億円→5.1億円(前年同期は5.4億円)に35.5％増額し、減益率が30.7％減→6.1％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→45円(前期は50円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上面では、第４四半期以降における感染症拡大による緊急事態宣言の不動産取引への影響が想定より軽微であり需要が底堅く推移していること、利益面では、営業活動のオンライン化や、催事、交際費関連費用などの抑制による経費の削減効果があったことから、それぞれ前回発表予想を上回る見込みとなりましたので、業績予想を上方修正いたします。

　　当社は株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つとして位置づけ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。　上記の通り2021年3月期の業績予想修正に伴い、年間配当予想を1株当たり45円（中間配当20円　期末配当25円）に修正することといたしました。