海運株が軒並み高、景気敏感のバリュー株人気象徴し業種別値上がり率トップに◇
日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>など大手3社や、明治海運<9115.T>、共栄タンカー<9130.T>など海運株が軒並み値を飛ばしている。東証1部の業種別値上がり率では33業種中で「海運」がトップとなっている。米国や中国などの景気回復を背景にグローバル物流の担い手である同セクターへの見直しが進んでいる。コンテナ船市況が改善しているほか、ばら積み船の運賃市況動向を表すバルチック海運指数も昨年9月以来半年ぶりの高値水準にあることから、水準訂正狙いの買いが活発化。低PBR銘柄の宝庫でもあり、機関投資家によるバリュー株シフトの動きも株価に押し上げ効果をもたらしている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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