日経平均30000円回復のチャンス到来【西村剛】

株価上昇のポイントは・・・

いよいよ次週、日経平均株価が再度30000円の大台を回復するかもしれません。
これまでの相場の波乱要因であった米長期金利がいったん落ち着き、米国ダウ指数が史上最高値を更新したことによって、相場の雰囲気ががらっと変わってきました。日経平均株価も3月に28864円の安値をつけたものの、その後上昇し29700円を超えてきました。
再度、日経平均株価30000円の大台回復のチャンスです。
ただ30000円を超えた水準では戻り売り圧力も強そうなのですが、ここをすんなりと終値ベースで超えてくれば、3月につけた30714円の高値を超えてきてもおかしくはないと考えています。
ちょうど3月後半は特に大型株が強いという傾向もありますし、ここから3月末にかけての株価上昇を期待したいところです。
注意しておきたいのがマザーズ銘柄です。
仮に日経平均株価が30000円を超えてきたとしても、高PER銘柄が多いマザーズ指数が高値を更新するような展開は難しいかもしれません。マザーズ銘柄はあくまでも売られ過ぎの反発どまりになる可能性が高いので注意しておきましょう。
ただ引き続き米国長期金利も落ち着いたものの再上昇もありますので、リスク管理を徹底しトレードにのぞんでくださいね。