ユークス、前期営業を一転赤字に下方修正

　ユークス <4334> [ＪＱ] が3月11日大引け後(15:15)に業績修正を発表。21年1月期の連結営業損益を従来予想の1400万円の黒字→1億7400万円の赤字(前の期は5億2700万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結営業損益も従来予想の2億4000万円の黒字→5200万円の黒字(前年同期は5億3200万円の赤字)に78.3％減額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高については、パチンコ・パチスロ分野の受託案件の検収時期の遅れが発生したほか、ゲームソフト分野においても納期の見直しが発生したため、売上高は予想を下回る見通しとなりました。利益面においても、上記の影響に加え、下記２．に記載のとおり貸倒引当金繰入額115百万円の計上ならびに為替相場の変動による為替差損の発生等により、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は予想を下回る見通しとなりました。２．貸倒引当金繰入額の計上について　デジタルコンテンツ事業のうちライブイベント分野の受注先１社に対する売掛債権に回収懸念が生じたため、販売費及び一般管理費に貸倒引当金繰入額115百万円を計上することとなりました。