ハビックス、今期経常を32％上方修正、配当も3円増額

　ハビックス <3895> [ＪＱ] が3月10日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の5.7億円→7.5億円(前期は10.3億円)に31.6％上方修正し、減益率が45.0％減→27.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3億円→4.8億円(前年同期は5.2億円)に59.8％増額し、減益率が42.1％減→7.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の13円→16円(前期は18円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期 通期連結業績の売上高は、2020年11月５日に公表いたしました予想通りとなる見込みでありますが、各利益につきましては、全拠点において生産性向上・コスト削減等の抜本的改革を推進してまいりました結果、従来予想を上回る見込みとなりました。　なお、通期の業績予想につきましては、今後の動向に応じて修正の必要が生じた場合には速やかに公表いたします。

　　当社は、将来の持続的な成長のための設備投資等に必要な内部留保を確保しつつ、財政状態および配当性向等を総合的に勘案し、安定的な配当を継続することを基本方針としております。　2021年３月期の配当予想につきましては、配当に関する基本方針に基づき、上記の業績予想の修正を踏まえ、前回予想から３円増額し、１株当たりの年間配当金を16円に修正いたします。　(注)上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後　　　 様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。