―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月5日から8日の決算発表を経て9日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 萩原工業 <7856>
21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比26.9%減の6.8億円に減り、11-4月期(上期)計画の14.3億円に対する進捗率は47.6%にとどまり、5年平均の53.0%も下回った。
▲No.2 学情 <2301>
21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の経常損益(非連結)は2.8億円の赤字(前年同期は2.6億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
▲No.3 ミライアル <4238>
21年1月期の連結経常利益は前の期比29.6%減の9.5億円に減ったが、従来予想の8.2億円を上回って着地。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<7856> 萩原工業 東1 -2.69 3/ 8 1Q -26.88
<2301> 学情 東1 -2.41 3/ 8 1Q 赤拡
<4238> ミライアル 東1 -0.74 3/ 8 本決算 -
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。
株探ニュース
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