業績変貌
同社は2月10日に決算を発表。
20年12月期の連結経常損益は2億3100万円の黒字(前期は1億9200万円の赤字)に浮上し、21年12月期の同利益は前期比47.2%増の3億4000万円に拡大を見込み、8期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
これまで同社業績の大きな足枷になってきたクリエイティブ・プラットフォーム事業の「CREADITS」の新ビジネスモデルの完成、
9月の単月黒字化以降、欧州市場でのゲーム等の巣ごもり需要関連の顧客からの受注が一段と拡大しているとの会社側コメントを手がかりに推定するとポジティブインパクトが高まっていく公算。
クリエイティブ・プラットフォーム事業の成長加速による収益貢献のほか、コロナ禍の混乱が今後のワクチン接種の普及による収束方向への舵切りで、マーケティング・ソリューション事業のSNSマーケティング需要の回復推進、
コロナ禍の渦中でも需要が拡大している非接触型に軸足を置くマーケティング・ソフトウェア事業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進など、複数の追い風に乗って今後も躍進が期待できる。
株価は全体相場が軟調なこともあり、昨日今日と多少利益確定の売りに押されたが、好業績を背景として再度高値追いの展開に期待が持てると考える。
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