冨士ダイス<6167>は10日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.7%減の102.35億円、営業損失が1.94億円(前年同期は6.64億円の利益)、経常損失が0.10億円(同7.77億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益が同56.1%減の2.37億円となった。
超硬製工具類の売上高は前年同期比23.6%減の28.37億円となった。溝付ロールや粉砕工具の販売が引き続き堅調に推移した。一方、市況の変化等により超高圧発生用工具及び熱間圧延ロール、混錬工具の販売が低調に推移した。
超硬製金型類の売上高は前年同期比28.0%減の24.80億円となった。光学素子成形用金型の販売が前年度特需の反動減で低調に推移した。また、自動車部品生産用金型の販売は、一部次世代自動車向け製品の取り込みがあったものの、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界的な自動車需要の落ち込みに伴う自動車関連の市況悪化の影響を受け低調に推移した。
その他の超硬製品の売上高は前年同期比14.1%減の25.03億円となった。海外での半導体関連需要の拡大による超硬金型素材の販売増加やレンズ金型の販売が堅調に推移したものの、自動車部品生産用金型の超硬金型素材向け販売が低調に推移した。
超硬以外の製品の売上高は前年同期比19.4%減の24.15億円となった。KF2製の混錬工具の販売が増加したものの、引抜鋼管及び鋼製やセラミックス製の自動車部品生産用金型の販売が低調に推移した。
2021年3月期通期については、売上高が前期比20.7%減の138.20億円、営業損失が1.80億円、経常利益が同97.0%減の0.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.8%減の2.70億円とする、2020年11月13日に公表した連結業績予想を据え置いている。
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超硬製工具類の売上高は前年同期比23.6%減の28.37億円となった。溝付ロールや粉砕工具の販売が引き続き堅調に推移した。一方、市況の変化等により超高圧発生用工具及び熱間圧延ロール、混錬工具の販売が低調に推移した。
超硬製金型類の売上高は前年同期比28.0%減の24.80億円となった。光学素子成形用金型の販売が前年度特需の反動減で低調に推移した。また、自動車部品生産用金型の販売は、一部次世代自動車向け製品の取り込みがあったものの、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界的な自動車需要の落ち込みに伴う自動車関連の市況悪化の影響を受け低調に推移した。
その他の超硬製品の売上高は前年同期比14.1%減の25.03億円となった。海外での半導体関連需要の拡大による超硬金型素材の販売増加やレンズ金型の販売が堅調に推移したものの、自動車部品生産用金型の超硬金型素材向け販売が低調に推移した。
超硬以外の製品の売上高は前年同期比19.4%減の24.15億円となった。KF2製の混錬工具の販売が増加したものの、引抜鋼管及び鋼製やセラミックス製の自動車部品生産用金型の販売が低調に推移した。
2021年3月期通期については、売上高が前期比20.7%減の138.20億円、営業損失が1.80億円、経常利益が同97.0%減の0.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.8%減の2.70億円とする、2020年11月13日に公表した連結業績予想を据え置いている。
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