上新電、今期経常を47％上方修正・9期ぶり最高益、配当も25円増額

　上新電機 <8173> が2月5日昼(12:30)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比73.4％増の124億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の95億円→140億円(前期は89億円)に47.4％上方修正し、増益率が6.7％増→57.3％増に拡大し、9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の22.1億円→67.1億円(前年同期は26.8億円)に3.0倍増額し、一転して2.5倍増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→75円(前期は50円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.3倍の51.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.0％→4.5％に大幅改善した。

株探ニュース