【ロシアルーブル】ドルルーブルは76.00を挟んでのドル高ルーブル安圏推移が続く
ドルルーブルは76.00を挟んでのドル高ルーブル安圏推移が続く
ロシアの裁判所は2日、拘束されているロシア反体制派指導者ナワリヌイ氏について、過去に執行猶予付き有罪判決について、実刑への切り替えが妥当という判断を示した。
即時釈放を求めているロシア国外からの批判が一層強まるとともに、ロシア国内でのプーチン政権への抗議行動がさらに強まる可能があり、ルーブルへの懸念材料となっている。
ドルルーブルは先月後半に抗議行動の拡大などもありドル買いルーブル売りが進行。先月半ばの73台前半でのもみ合いから、76.50前後を付ける動きとなっている。ルーブル円も1円417銭前後をつけた先月半ばの水準から1円40銭から41銭にかけてのもみ合いを経て、1円36銭前後を付けるところまでの下げとなっている。
主要輸出品である原油価格の堅調な動きなど、ロシア経済には上向きの材料も見られるが、ナウリヌイ問題を受けての政局不安が響く展開に。投資資金は政治的な混乱を嫌う傾向があるだけに、当面はルーブル売りの流れが続く可能性がある。
ターゲットは昨年11月のルーブル安局面でドルルーブルの上値を抑えた81.00前後。ルーブル円はその時1円285銭前後を付けていた。1円30銭を割り込むと直近の安値更新への期待が強まる可能性も。
MINKABU PRESS 山岡和雅
ロシアの裁判所は2日、拘束されているロシア反体制派指導者ナワリヌイ氏について、過去に執行猶予付き有罪判決について、実刑への切り替えが妥当という判断を示した。
即時釈放を求めているロシア国外からの批判が一層強まるとともに、ロシア国内でのプーチン政権への抗議行動がさらに強まる可能があり、ルーブルへの懸念材料となっている。
ドルルーブルは先月後半に抗議行動の拡大などもありドル買いルーブル売りが進行。先月半ばの73台前半でのもみ合いから、76.50前後を付ける動きとなっている。ルーブル円も1円417銭前後をつけた先月半ばの水準から1円40銭から41銭にかけてのもみ合いを経て、1円36銭前後を付けるところまでの下げとなっている。
主要輸出品である原油価格の堅調な動きなど、ロシア経済には上向きの材料も見られるが、ナウリヌイ問題を受けての政局不安が響く展開に。投資資金は政治的な混乱を嫌う傾向があるだけに、当面はルーブル売りの流れが続く可能性がある。
ターゲットは昨年11月のルーブル安局面でドルルーブルの上値を抑えた81.00前後。ルーブル円はその時1円285銭前後を付けていた。1円30銭を割り込むと直近の安値更新への期待が強まる可能性も。
MINKABU PRESS 山岡和雅
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