タカラスタ、今期経常を41％上方修正

　タカラスタンダード <7981> が2月2日大引け後(17:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比26.3％減の94.7億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の73億円→103億円(前期は131億円)に41.1％上方修正し、減益率が44.3％減→21.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34.4億円→64.4億円(前年同期は45.3億円)に87.1％増額し、一転して42.1％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比31.5％増の56.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.6％→10.1％に改善した。

株探ニュース