ファンケル、今期経常を11％下方修正

　ファンケル <4921> が1月28日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比29.9％減の88.4億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の132億円→117億円(前期は143億円)に11.4％下方修正し、減益率が7.8％減→18.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の82.1億円→67.1億円(前年同期は53.3億円)に18.3％減額し、増益率が54.1％増→26.0％増に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.4％増の38.5億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の11.0％→12.0％に上昇した。

株探ニュース