相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

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最新投稿日時:2021/01/22 18:10 - 「相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!」(みんかぶ株式コラム)

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2021/01/22 18:10

<6445> 蛇の目ミシン工業

四季報より 業種:機械。

【特色】家庭用ミシン1位。日本、タイ、台湾で生産。卓上ロボット、ダイカスト等産業機器が第2の柱

【急拡大】顧客の投資意欲鈍く卓上ロボット等苦戦。ただ巣ごもり需要で欧米、日本はミシン台数大幅増。年末商戦でも好調続き、営業増益幅拡大。増配。22年3月期はミシンの特需一服。営業益反落。記念配か。

【100周年】21年10月に創業100周年、歴史等紹介するホームページ開設。レトロな色等が特徴の記念モデルのミシン発売。体験ワークショップ開催など販促注力。

2020年11月6日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+228.2%の38.00億円、経常利益+243.2%の36.00億円の増収・増益の見通し。

2014年10月7日の1930円、11月7日の1880円を2円点天井にして、下降トレンド(A)を形成しました。この中で2016年2月12日の479円で当面の底打ちとなって反発し、下降トレンド(A)を上にぬけて3月14日に674円まで上昇するも、三角保ち合い(B)へ移行しました。その後、2016年12月8日の885円、2017年6月2日の938円、11月28日の924円と約1年間、天井圏でのもみあいとなり、11月28日の924円の3山目をピークに下放れとなり、2018年2月14日の686円まで下げたあと、5月14日の796円まで戻し、下降トレンド(D)へ移行しました。この下降トレンド(D)の中で、2019年7月26日の480円の高値からの下落で、コロナ相場に巻き込まれ2020年3月13日に225円まで急落となって底打ちとなりました。しかし、コロナの世界的拡大で欧米の巣篭もり需要でミシン販売が拡大し、上昇トレンド(E)へ転換しています。
 

 

<6498> キッツ

四季報より 業種:機械。

【特色】総合バルブメーカー国内首位。建築設備、石油化学向け強い。海外展開加速。伸銅品も国内上位

【復 調】9カ月変則決算。バルブは国内流通在庫の調整進まず、建築、工業向けが低調。伸銅品は需要急減で部門赤字。21年12月期はバルブが建築、工業向けは低迷だが、半導体向けが伸びる。伸銅品は相場上昇と需要底打ちで増え黒字化。営業益復調。

【コロナ対策】子会社がシリコン系鉛レス黄銅の非接触グッズ開発し販売。液化水素用大型バルブ開発NEDO助成事業参画。

2020年11月12日発表。2020年12月期、変則決算予想は、前年同期比で営業利益-36.7%の33.00億円、経常利益-44.8%の30.00億円の減収・減益の見通し。

2016年5月6日の427円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年6月22日の1079円、2018年5月10日の1122円、9月26日の1032円と三尊天井を形成し、3番目の山の1032円を高値とする下落で、上昇トレンド(A)を下に切り、2019年8月7日の630円でいったん底打ちとなり、11月8日の810円まで反発し、ここでコロナ相場に巻き込まれてもみあい、2020年1月31日の797円を高値に、コロナ急落相場でつれ安して3月13日に476円まで下落して三角保ち合い(C)に入っています。この煮詰まってきたところで、①10月16日の558円、②11月20日の537円、③11月30日の559円と短期の三点底(逆三尊天井)をつけて、今年の1月8日に667円まで上昇し、押し目を形成しています。
 

 

<5563> 新日本電工

四季報より 業種:鉄鋼。

【特色】日本製鉄系、鉄鋼向け合金鉄最大手。南アにマンガン鉱山権益、機能材、環境、電力事業を育成

【反 落】合金鉄が前期在庫評価替えで採算大幅改善。非鉄鋼も環境事業好転。営業黒字転換。復配。21年12月期は機能性材料が自動車向け回復。だが合金鉄は評価益剥落、市況低迷で悪化。営業減益。持分損ない。

【機能性材料】住友金属鉱山向けリチウムイオン電池正極材料のOEM生産はEVに加え、HEV向け生産。環境事業の焼却灰溶融固化処理事業は設備改良で操業改善。

2020年11月10日発表。2020年12月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+189.7%の50.00億円、経常利益+154.5%の35.00億円の増収・増益の見通し。

2016年7月8日の150円を安値とする上昇トレンド(A)の中で、2017年7月31日の545円、2018年1月15日の528円と2点天井をつけて、下降トレンド(B)を形成しました。この下降トレンド(B)の中で、8月10日の244円まで下げて、10月3日の306円まで反発し、ここからややゆるやかな長期下降トレンド(C)へ移行しました。この下降トレンド(C)の中で、2020年3月13日に108円まで下げて底打ちとなり、ゆるやかな短期の上昇トレンド(D)へ転換し、7月31日の142円を安値に急角度の上昇トレンド(E)へ移行し、12月16日の320円まで上昇してもみあっているところです。
 

 

<2282> 日本ハム

四季報より 業種:食料品。

【特色】食肉首位。ハム・ソーセージも強い。生産・加工・販売一貫。水産・乳製品拡大。海外投資も積極的

【増益幅拡大】外食向けは全般的に数量減。ただ食肉は市況高による販価上昇が追い風。加工も巣ごもりによる採算よい主力ブランド品の伸びが上期想定以上。前期の選択定年費用85億円剥落。22年3月期は巣ごもり反動の一方、球団や外食向け改善。

【家庭用】加工食品は大容量品投入など家庭需要の伸び意識、テレビCMも投入。食肉は好採算自社ブランド肉の拡販に注力。

2020年11月2日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で経常利益+40.5%の380.00億円、営業利益は発表なし。

2017年6月15日の7320円(併合前3660円)を高値とする下降トレンド(A)の中で、2018年9月10日の3730円、10月31日の3655円と2点底をつけて、3700円水準を下値ラインとする右肩上がりの末広がりの直角三角形(B)の型となりました。この中で2019年11月12日の4920円を高値をつけて、その後、少し押し目を入れて2020年1月17日の4940円を高値にコロナ急落相場につれ安して、3月19日の2900円で底打ちとなりました。ここからコロナの影響で巣篭もりによる採算のよい主力商品が伸び、増益幅拡大となって上昇トレンド(C)を形成していましたが、8月25日の4995円を高値に一服となっていったん調整に入っています。
 

 

<5970> ジーテクト

四季報より 業種:金属製品。

【特色】ホンダ系の自動車骨格プレス部品メーカー。11年菊池プレスが高尾金属を合併。海外積極展開

【上振れ】プレス部品はコロナ禍で序盤に生産制限あり数量激減でも、上期中から中国や北米回復が想定超。経費抑制も寄与、前号比で営業減益幅さらに縮小。連続増配。22年3月期は中国の好調続いて営業益反発。

【品質保証】東京・羽村に品質保証センター新設。検査のデジタル化や全拠点の情報連携進めグローバル体制を確立。ホンダ撤退の英国拠点は欧州メーカーに拡販強化。

2020年11月6日発表。2021年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益-36.6%の55.00億円、経常利益-14.7%の51.00億円の減収・減益の見通し。

現在は、2018年5月18日の2569円を高値とする下降トレンド(A)の中にあります。この中で12月25日の1287円まで下げて、2019年2月18日の1796円まで反発し、短期の下降トレンド(B)を形成して、8月15日の1372円まで下落し、ここからの上昇で11月18日に1992円の戻り高値をつけました。ここでコロナ相場に巻き込まれ、2020年2月の急落局面でつれ安し、3月19日に947円の安値をつけました。ここからの反発で2020年3月27日の1222円、6月9日の1262円と2点天井をつけて下放れし、7月31日の872円で当面の底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(C)を形成し、12月18日に1643円まで上昇して、押し目を形成しているところです。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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