決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … 良品計画、ビックカメラ、ローソン (1月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から8日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　Ｆブラザーズ <3454>
　20年11月期の連結経常利益は前の期比35.4％減の18.1億円に落ち込んだが、21年11月期は前期比2.2倍の40.1億円に急拡大する見通しとなった。

★No.5　ローツェ <6323>
　21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比12.0％増の69.1億円に伸び、通期計画の82.9億円に対する進捗率は83.4％に達し、5年平均の79.3％も上回った。

★No.6　フジ <8278>
　21年2月期の連結経常利益を従来予想の58億円→71億円(前期は82.6億円)に22.4％上方修正し、減益率が29.8％減→14.1％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3454> Ｆブラザーズ 　東１ 　 +17.88 　　1/ 8　本決算　　　120.81
<4430> 東海ソフト 　　東１　　 +8.88 　　1/ 8　　上期　　　 -2.54
<7453> 良品計画 　　　東１　　 +6.65 　　1/ 8　　　1Q　　　　　－
<2651> ローソン 　　　東１　　 +4.47 　　1/ 8　　　3Q　　　-37.79
<6323> ローツェ 　　　東１　　 +4.38 　　1/ 8　　　3Q　　　 11.98

<8278> フジ 　　　　　東１　　 +3.63 　　1/ 8　　　3Q　　　　6.62
<7463> アドヴァン 　　東１　　 +3.42 　　1/ 8　　　3Q　　　-54.25
<5932> 三協立山 　　　東１　　 +2.68 　　1/ 8　　上期　　　-18.66
<8016> オンワード 　　東１　　 +2.34 　　1/ 8　　　3Q　　　　赤転
<3048> ビックカメラ 　東１　　 +2.32 　　1/ 8　　　1Q　　　 -3.14

<8127> ヤマトインタ 　東１　　 +2.16 　　1/ 8　　　1Q　　　-18.57
<4763> Ｃ＆Ｒ 　　　　東１　　 +1.91 　　1/ 8　　　3Q　　　 16.75
<3280> エストラスト 　東１　　 +0.28 　　1/ 8　　　3Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース