キャリアリンク Research Memo(3):官公庁向けを中心に新規大型案件の受注を獲得し、大幅増収増益を達成

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最新投稿日時:2020/12/17 15:13 - 「キャリアリンク Research Memo(3):官公庁向けを中心に新規大型案件の受注を獲得し、大幅増収増益を達成」(フィスコ)

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キャリアリンク Research Memo(3):官公庁向けを中心に新規大型案件の受注を獲得し、大幅増収増益を達成

配信元:フィスコ
投稿:2020/12/17 15:13
■業績動向

1. 2021年2月期第2四半期累計業績の概要
キャリアリンク<6070>の2021年2月期第2四半期累計の連結業績は、売上高で前年同期比34.4%増の13,962百万円、営業利益で同274.6%増の1,301百万円、経常利益で同286.5%増の1,339百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同268.5%増の934百万円と大幅増収増益となり、第2四半期累計として過去最高を大きく更新した。また、期初計画並びに2020年7月に発表した修正計画に対しても売上高、各利益ともに上振れて着地している。

売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により製造系人材サービス事業や営業系人材サービス事業で減少したものの、主力の事務系人材サービス事業が官公庁向けBPO案件を中心に新規受注を多く獲得できたことで、前年同期比56.0%増の11,659百万円と大幅増となったことが増収要因となった。期初計画比でもこうした官公庁案件を中心にBPO関連並びに一般事務関連で想定以上の受注を獲得できたことで、21.6%上回る増収となった。

売上原価率は収益率の高い案件の売上構成比が高まったことで、前年同期の81.0%から78.3%に低下した。また、販管費は前年同期比6.2%増となったが、新規受注案件等にかかる就業スタッフを従来よりも効率的に募集(Web面接等を導入)できたほか、その他経費の削減に取り組んだことなどにより、対売上比率では前年同期の15.6%から12.3%に低下し、この結果、営業利益率は同様に3.3%から9.3%と大きく上昇した。

また、期初計画比でも営業利益は256.4%増となったが、これは増収効果や就業スタッフの効率的な募集ができたことに加えて、2021年2月期第2四半期に予定していた中核人材の採用や業務効率向上を目的としたIT投資の着手が、新型コロナウイルス感染症の影響により第3四半期以降にずれ込んだことも上振れ要因となった。

なお、連結従業員数は前年同期末の564人、前期末の525人と減少傾向となっていたが、2021年2月期第2四半期末は業務量の拡大によって569人まで増加している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


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配信元: フィスコ

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