重松製、今期経常を49％上方修正

　重松製作所 <7980> [ＪＱ] が12月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億9000万円→5億8000万円(前期は3億2000万円)に48.7％上方修正し、増益率が21.9％増→81.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益も従来予想の4100万円の赤字→1億4900万円の黒字(前年同期は3億5000万円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期通期の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により期初から急増した感染症対策用保護具の受注は、第３四半期に入ってもなお好調を維持しております。加えて、感染拡大第３波が騒がれるなど、感染症対策用保護具の需要は、今後も高い水準で推移すると見込まれます。一方、主要顧客である製造業の受注動向は、不透明ではあるものの、受注の落ち込み幅は想定よりも小さくなると思われます。以上の結果、売上高は当初の予想を上回る見込みであります。　また、利益につきましても、売上高の増加に伴い、営業利益、経常利益、及び当期純利益もそれぞれ前回予想を上回る見込みであります。　（注）上記予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績、配当金は今後の様々な要因により、予想数値と異なる結果となる可能性があります。