アスモ、今期経常を一転31％減益に下方修正

　アスモ <2654> [東証２] が11月5日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の13.5億円→8.3億円(前期は11.9億円)に38.5％下方修正し、一転して30.6％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の6.7億円→4.1億円(前年同期は6.1億円)に39.3％下方修正し、一転して33.2％減益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社が、通期業績予想を公表いたしました2020年5月時点におきましては、新型コロナウイルス感染症の収束を仮定し、国内外の経済活動の正常化を見込んで業績予想を算定しておりました。しかしながら現在の状況を鑑みますと、依然として国内外における抑制的な消費行動が継続していることより、香港において外食事業を展開しておりますアスモケータリング香港事業、および主に国内の外食事業者に食肉を供給しておりますアスモトレーディング事業において売上の回復に時間を要しており、また、主力事業であります給食・介護事業においても冬を控え感染症再拡大の懸念が払拭されない現状で感染症予防にかかる対応を要していることより、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益が発表した通期業績予想を下回る見込みとなりました。つきましては、第３四半期以降の売上高を保守的に見積り、新型コロナウイルス感染症の影響が当面の間継続することを仮定した上で業績予想を算定し、通期業績予想を修正するものであります。（注）上記予想は、当社が現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後の様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。