シイエムシイ、前期経常を11％上方修正

　シイエム・シイ <2185> [ＪＱ] が11月2日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年9月期の連結経常利益を従来予想の16.5億円→18.2億円(前の期は22.4億円)に10.7％上方修正し、減益率が26.6％減→18.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.3億円→10.1億円(前年同期は9.5億円)に21.2％増額し、一転して5.6％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年９月期通期の業績予想は前回発表予想を上回る見込みであります。個別業績の経常利益においては、原価低減、経費削減に加え戦略的なＭ＆Ａ活動の成果による営業外収益の向上により、予想を上回る見込みとなりました。また、2019年９月期に減損したシミュラティオ社が2020年９月期に解散したことにより、法人税等合計額が減少した結果、当期純利益については前回予想を上回る見込みであります。なお上記は、単体において特に顕著な傾向であり、連結業績にも影響しているものであります。新型コロナウイルス感染拡大の影響に関しましては、前回発表同様であります。