ユアサ商、上期経常を45％上方修正

　ユアサ商事 <8074> が10月29日後場(13:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の31億円→45億円(前年同期は61.8億円)に45.2％上方修正し、減益率が49.9％減→27.3％減に縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の100億円(前期は128億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期累計期間の連結業績につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による政府の緊急事態宣言や自粛要請などにより経済活動が停滞し、工場稼働率の低下や建設需要の落ち込みなど厳しい状況で推移しました。第２四半期以降、経済活動が段階的に再開され、公共工事が底堅く推移するとともに空調機器などの住宅設備機器や新エネルギー関連商材には一定の需要がみられました。また、販売管理費の減少などにより利益面において予想を上回る見通しとなるため、2021年３月期第２四半期累計期間の連結業績予想値を修正いたします。　なお、通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が長期化することが予想されることから、2020年６月19日公表の業績予想から変更はございません。（注）本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。