共和レ、上期経常を赤字縮小に上方修正、通期も増額

　共和レザー <3553> が10月23日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の7億円の赤字→0.5億円の赤字(前年同期は7.4億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
　上期赤字縮小に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の2.5億円→8億円(前期は21.9億円)に3.2倍上方修正し、減益率が88.6％減→63.6％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2020年７月30日に公表いたしました連結業績予想におきましては、新型コロナウイルス感染症による影響は、2020年の後半から徐々に収束へ向かうことを前提に、当社の売上も今期中は同感染症の影響が残りつつも期後半にかけて回復する見込みとしておりました。　現状におきましても、その前提に大きな変化はありませんが、当社の主要顧客である自動車メーカーからの受注回復が想定以上に早く、売上高、営業利益、経常利益及び親会社に帰属する当期純利益について、前回公表の業績予想を上回る見通しとなりましたので、2021年３月期 第２四半期累計期間及び通期の連結業績予想を修正いたします。（注）上記の業績等は、現時点における入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、今後の様々な要因により、業績予想とは異なる結果となる可能性があります。