業績が悪化していた企業に着目・・・
ここ数日相場に変化が出始めています。
7日の日本株市場は、
・日経平均株価0.5%下落
・マザーズ指数1.9%下落
と大型株は比較的小幅な下げにとどまったものの、マザーズはやや大きな下落に見舞われています。
特にこれまでの上昇相場を牽引していた、「コロナ禍で業績を伸ばしていた企業」であり株価も大きく上昇していた、ネット関連企業やリモートワーク関連企業、巣篭もり需要関連企業の株価が大きく下落しています。
その一方、コロナで業績がボロボロだった企業の株価が上がり始めています。
・9202 全日空 1.7%上昇
・9020 東日本旅客鉄道 +1.0%
・9603 エイチアイエス +4.0%
・8985 ジャパンホテルリート +1.1%
・3193 鳥貴族 +0.2%
とコロナで業績が大きく悪化した企業の株価がここのところ堅調です。
まだ株価の動きとしては数日なのではっきりとしたことはいえませんが、この流れを見る限り、「株式市場はコロナの終焉を織り込みにいっている」可能性が出てきています。
株価は通常3ヶ月から半年先を織り込んで動くといわれています。
現状ではまだまだコロナの脅威は続いていますが、株式市場はすでにその先のコロナ終焉を織り込みに行っているのかもしれません。当面はコロナで業績が悪化した企業の株価に注目してみましょう。
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