決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … トリケミカル、マクロミル、オリバー (8月31日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の8月28日から8月31日の決算発表を経て9月1日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　トリケミカル <4369>
　21年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比29.2％増の22.9億円に伸び、従来の1.5％減益予想から一転して増益で着地。

★No.2　マクロミル <3978>
　20年6月期の連結税引き前利益は前の期比99.9％減の800万円に落ち込んだが、21年6月期は前期比375倍の30億円に回復する見通しとなった。

★No.4　オリバー <7959>
　20年10月期第3四半期累計(19年11月-20年7月)の連結経常利益は前年同期比0.4％増の19.1億円となり、通期計画の19億円に対する進捗率が100.9％とすでに上回り、さらに5年平均の84.6％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4369> トリケミカル 　東１　　 +8.77 　　8/31　　上期　　　 29.21
<3978> マクロミル 　　東１　　 +1.82 　　8/31　本決算　　37400.00
<3329> 東和フード 　　ＪＱ　　 +1.35 　　8/31　　　1Q　　　　赤転
<7959> オリバー 　　　東１　　 +1.14 　　8/31　　　3Q　　　　0.37

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9月1日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース