センチュ２１、非開示だった今期経常は25％減益、未定だった配当は10円減配

　センチュリー２１・ジャパン <8898> [ＪＱ] が8月27日大引け後(16:30)に業績・配当修正を発表。非開示だった21年3月期の業績予想は経常利益(非連結)が前期比24.7％減の8.8億円に減る見通しと発表した。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた今期の上期配当を20円(前年同期は25円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も20円実施する方針とした。年間配当は前期比10円減の40円に減配となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染拡大が当社の業績に与える影響について合理的に算定することが困難であることから、業績予想を未定としておりましたが、現時点において入手可能な情報に基づき算定いたしました業績予想を公表いたします。　なお、本業績予想は、感染症拡大により経済活動が再び大きく制約される事態に至らず、業況が当期末までに緩やかに回復していくと仮定した上でのものですので、今後の感染症の広がりや収束時期によって変動する可能性があります。　事業環境は依然予断を許さない状況にありますが、緊急事態宣言等による業績への影響が顕著であった第1四半期に比し、加盟店各社の営業活動は、感染予防対策の徹底等により徐々に回復基調にあります。当社におきましても、ウィズコロナの時代に適応する営業施策を積極的に展開すること等により、2021年度以降の業績向上の足掛かりとする決意でおります。

　　当社は株主の皆様への利益還元を経営の最重要課題の一つとして位置づけ、安定した配当を継続して実施していくことを基本方針としております。　2021年3月期の業績予想が未定であったことから配当予想につきましても未定としておりましたが、業績予想を考慮しつつ、年間配当予想を1株当たり40円（第２四半期末20円、期末20 円）として公表することといたしました。