前引け：ゴールドクレストが大幅高、機関投資家の買い観測

　前引けの日経平均株価は16.18円安の9556.02円、TOPIXは2.43ポイント安の85.33ポイントで終了。東証一部の値上がり銘柄数は712、値下がり銘柄数は845、出来高は概算で11億3766万株、売買代金は概算で6939億円でした。

　NY株式市場が上昇、金価格、原油価格の上昇で資源関連に買いが入るものの、東京市場は連日の大幅高で利食い売りが出やすい状態となって小幅安。
　CB発行を嫌気して角川HD <9477.T>が急落、ＳＵＭＣＯ<3436.T>は赤字幅縮小期待から通期業績予想を据え置いたため失望売りで大幅安。宮越商事<6766.T>、兼松日産農林<7961.T>、ルック<8029.T>が東証一部値上がり率上位を占め、師走相場に往年の仕手系材料株が物色される流れが続いた。

　市場では会社説明会の内容が注目材料視されてＶＴホールディングス<7593.J>の値動きに関心が高まりました。メガネトップ<7541.T>は11月の月次動向が弱かったことで下げがきつく、ゴールドクレスト<8871.T>は大手証券会社から買いオーダーとの観測で大幅高となりました。

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