堅調な株価推移と業績の安定感が光る
【事業内容】
扶桑化学工業は食品などに使う果実酸類の最大手であり、事業構成はライフサイエンス事業と電子材料および機能性化学品事業の2本柱。電子材料部門では半導体製造向けのウエハー研磨剤として用いる「超高純度コロイダルシリカ」や樹脂添加剤、ファインケミカル等を製造・販売。
【業績面】
業績面においては5/8に本決算発表を行い、前期実績は売上高1.8%減収、営業利益は4.9%減益で着地。コロイダルシリカに関しては、世界初、世界最大の製造設備を有しており、ますます高度化する高品質要求に迅速に応え、半導体の需要急拡大に対応する生産体制・品質管理体制を備える。世界シェアは約8割におよび堂々の世界トップ企業と言える。
さらに、ライフサイエンス事業における果実酸についても世界シェアの大半を握るGNT(グローバルニッチトップ)企業の代名詞的な存在。本日引け後に第1Q決算発表を控えており、市況にあまり左右されない安定した業績推移からも期待される。
【株価動向】
株価は3/13安値2313円をつけて反発に転じた後はすぐさま200日移動平均線割れを解消してV字型の回復を見せている。その後も上記決算材料を消化して上値を伸ばしていき、7/14には年初来高値を更新し4390円をつけている。ここまでの堅調な株価推移から本日の決算発表をうけて一段高がみられるか注目される。
関連銘柄
銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
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4368
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4,315.0
(04/18)
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+45.0
(+1.05%)
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