今週の重要事項の確認
前場の日経平均は米国株安を受け売りが先行し、円高・ドル安も重しとなり上値の重い動きとなっています。
日経平均は膠着状態が続き、売買代金が低迷、新規資金が流入していない状態のため方向感が出ない展開が続いています。
先週の気になる話題としては、インテルが7ナノ製品の遅れを発表しました。
インテルが7nm製品外注の可能性にコメントしたことを受け、27日には台湾積体電路製造(TSMC)の株価が急騰。前週末比9.97%高の424.50台湾ドルとストップ高まで上昇し、米インテルが先端半導体の量産が大幅に遅れると表明したこともあり、TSMCの優位性が一段と高まるとの見方が広がりました。
東京エレクトロンは昨日の好決算を受け、本日は寄り付き直後は買われましたが、ここに来て日米ともに半導体関連には利食いの売りが先行する形となりました。
今週は、今晩の米国FOMCや1兆ドルの追加経済対策案の進行具合などの材料を気にして買いの手が引っ込んでいます。
また、週末に米国では失業保険の上乗せ制度が期限を迎えますが、こちらも上院共和党の改定案に対して議論が進んでいない模様です。
米国では30日に4-6月期実質 GDP成長率(速報)も発表されます。市場予想では、前期比年率35.0%減が見込まれています。
また、30日にはアップル(AAPL)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、アルファベット(GOOGL)が決算を発表する予定です。
以上のように今週は見極め材料が多く、見送りムードが強い相場ですが、上昇トレンドが出ている銘柄は押し目買いのタイミングとも言えるでしょう。
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