決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ニトリＨＤ、日本オラクル、ジャステック (6月25日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月24日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　セキチュー <9976>
　21年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.1倍の5.2億円に急拡大し、3-8月期(上期)計画の2.3億円に対する進捗率が230.0％とすでに上回り、さらに5年平均の68.6％も超えた。

★No.2　ジャステック <9717>
　20年11月期第2四半期累計(19年12月-20年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比21.7％増の13.5億円に伸び、従来の5.0％減益予想から一転して増益で着地。

★No.3　日本オラクル <4716>
　20年5月期の経常利益(非連結)は前の期比10.6％増の688億円に伸び、9期連続で過去最高益を更新した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9976> セキチュー 　　ＪＱ 　 +25.80 　　6/25　　　1Q　　　108.27
<9717> ジャステック 　東１　　 +9.43 　　6/25　　上期　　　 21.69
<4716> 日本オラクル 　東１　　 +5.37 　　6/25　本決算　　　　　－
<9843> ニトリＨＤ 　　東１　　 +1.96 　　6/25　　　1Q　　　 21.61

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース