■業績動向
2. 財務状況と経営指標
イー・ギャランティ<8771>の2020年3月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比17百万円増加の16,444百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が239百万円、前払費用が383百万円減少した一方で、有価証券が1,802百万円、未収入金が279百万円増加した。また、固定資産では投資有価証券が1,548百万円、ソフトウェアが79百万円それぞれ減少した。
負債合計は前期末比1,820百万円減少の3,646百万円となった。将来の売上高となる前受金が412百万円増加した一方で、ESOPの分配によって預り金が1,891百万円減少したほか、未払法人税等が463百万円減少した。また、純資産は前期末比1,838百万円増加の12,798百万円となった。利益剰余金が1,749百万円増加したことが主因となっている。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率はESOPの分配による預り金の減少などもあって前期末比10.6ポイント上昇の70.3%と大きく上昇した。無借金経営で現預金の水準も90億円超と潤沢であることから、財務の健全性は高いと判断される。収益性について見ると、売上高営業利益率で45.6%、ROEで21.5%、ROAで16.7%といずれも高い水準をここ数年安定して維持している。これは同社のビジネスモデルが保証料を月額按分で売上計上するストック型のビジネスモデルであり、好不況に関わらずニーズが発生するサービスであること、また、競合企業もほとんどなく高い競争優位性を有していることが要因として挙げられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<YM>
2. 財務状況と経営指標
イー・ギャランティ<8771>の2020年3月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比17百万円増加の16,444百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が239百万円、前払費用が383百万円減少した一方で、有価証券が1,802百万円、未収入金が279百万円増加した。また、固定資産では投資有価証券が1,548百万円、ソフトウェアが79百万円それぞれ減少した。
負債合計は前期末比1,820百万円減少の3,646百万円となった。将来の売上高となる前受金が412百万円増加した一方で、ESOPの分配によって預り金が1,891百万円減少したほか、未払法人税等が463百万円減少した。また、純資産は前期末比1,838百万円増加の12,798百万円となった。利益剰余金が1,749百万円増加したことが主因となっている。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率はESOPの分配による預り金の減少などもあって前期末比10.6ポイント上昇の70.3%と大きく上昇した。無借金経営で現預金の水準も90億円超と潤沢であることから、財務の健全性は高いと判断される。収益性について見ると、売上高営業利益率で45.6%、ROEで21.5%、ROAで16.7%といずれも高い水準をここ数年安定して維持している。これは同社のビジネスモデルが保証料を月額按分で売上計上するストック型のビジネスモデルであり、好不況に関わらずニーズが発生するサービスであること、また、競合企業もほとんどなく高い競争優位性を有していることが要因として挙げられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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