下値もみ合いから底放れの動きで見直し買いが加速する前に仕込んでおきたい
産業用の制御・計測・検査機器メーカーで、フィルム・シート制御、画像処理技術に強みがある。元々は鉄鋼・非鉄金属の生産ライン向けを中核事業として製品展開。従来の鋼板制御技術をスマートフォンなどの液晶パネルに用いられる樹脂シートや、食品包装フィルムなどの生産にも応用化。
業績面においては5/15に前期本決算を発表し、売上高は前々期比4.0%増収、営業利益は同6.0%増益と従来の減収減益計画から一転して増収増益での着地となった。一部延期予定だった製品売上の前倒し影響が挙げられているが、子会社化した光学技研が4Q業績に寄与し通期実績も押し上げられている。受注残の減少から今期は厳しめのガイダンスとなっている。
株価は足元でやや見直し買いが入り始めて底放れの動きとなってきたが、依然として戻りは鈍いと言える。しかしアフターコロナを見据えると、工場の自動化や省人化による設備投資意欲の復活や、製品の検査需要も持ち直してくることが予想される。株価が下値でもみ合っている間が仕込み場とみてよいだろう。
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